暮らしの形跡の一瞬を撮る 阿智で佐々木さん写真展

2015/06/20 11:32
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 下伊那郡阿智村伍和の自営業で写真家の佐々木敬叔(のりよし)さん(60)による写真展「ノリヨシ・ササキの世界」が19日、同村伍和の「GOKA彩りの里」で始まった。飯田下伊那地方の自然や街の風景を追いながら、人の暮らしの形跡を一瞬の写真の中に収めた。

 都内に住んでいた20代のころ、スキューバダイビングを始め、海中でカラフルにきらめく魚を撮り始めたのが写真との出合いだ。30代後半に出身の同村に戻ってきてからは、飯伊地方各地の表情を写した。

 写真展には22点を出品。村で撮った「西日差す廃屋」は、西日が廃屋を容赦なく照らす様子を捉え「渇き」を写しだした。「凍(い)てつく町」は、雪がかぶった飯田市愛宕町の坂道の路面を車のタイヤ跡が交差する早朝の表情を収めた。いずれも人物を大きく写すことは少ないが、人の暮らしのにおいを感じさせている。

 佐々木さんは「気になる場所に出くわすと、イメージを膨らませて何度も通う。その場所の良さを一番うまく引き出せる一瞬にシャッターを切る」と話している。

 写真展は24日までで、午前10時〜午後5時。入場無料。

写真説明:2回目となる個展で作品を眺める佐々木さん(左)

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