回顧展、日本的な色彩感じて 小海でスイス在住横井さん

2015/06/20 11:22
ODEK2015062000423401.jpg

 スイス在住の画家横井照子さん(91)の作品展が20日、小海町の町高原美術館で始まる。横井さんの初期から現在までの作品89点が並ぶ。大規模な回顧展は初めてという。

 横井さんは愛知県出身。1953(昭和28)年に渡米、60年からは活動の場をヨーロッパに移した。会場には初期に描いていた油絵や現在も描いているテンペラ画などが年代を追って展示されている。

 同美術館学芸員の中嶋実さん(49)は「海外で描いているのに草花や風景など日本的な作品なのが特徴。色彩豊かなハーモニーも楽しんでほしい」と解説。横井さんの長女で米国在住のカヨ・マリックさん(56)は展示を見て、「これだけ並ぶと母の人生を俯瞰(ふかん)しているようだ」と話していた。ほかに表紙の装丁を手掛けた雑誌「婦人之友」、菓子のパッケージに使われた作品なども展示している。

 8月23日までの午前9時〜午後5時。休館日は火曜日(8月4、11日は開館)。入館料は高校生以上500円。小中学生150円。問い合わせは同美術館(電話0267・93・2133)へ。

写真説明:日本的な印象を受ける横井さんの作品が並ぶ会場

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ