善光寺で3年目のびんずる市始まる

2015/06/14 11:04
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 長野市の善光寺で13日、手作り品や農産物を売る月に1度の「善光寺びんずる市」が始まった。3年目に入った今回は、県外からの49店を含む過去最多184店がブースを構え、参拝者も行き交う境内で、来客がさまざまな品を手に取ったり出店者とおしゃべりしたりしてにぎわった。

 本堂内にある「びんずる尊者像」の完成300年を記念し、地元の商店主や僧侶らでつくる実行委が2013年に始めた。以来、毎回のように訪れているという近くの松田愛絵(あきえ)さん(38)は「見るものが多く活気もあるのでいつも楽しみ」と話し、2人の子どもとかんなくずでリボンを作る体験コーナーを楽しんだ。

 「お寺の雰囲気の中で店を出せるのがとてもいい」。東庭園の木陰で自作の器や皿などを販売した北海道函館市の石川久美子さん(40)は、インターネットで開催を知り、はるばるやって来た。「長野県は初めて。いい観光にもなりそう」

 各ブースの設営や出店準備は善光寺の僧侶も参加。善光寺庶務部長で徳寿院住職の清水雄介(ゆうかい)さん(41)は「僧侶にとっても『もてなし』を学ぶいい機会になっている」と手応えを語った。

 びんずる市は、11月までの毎月第2土曜日の午前10時〜午後4時に開く。

写真説明:びんずる市が開かれた善光寺境内で品定めを楽しむ人々

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