「大正ロマン」の夏着物紹介 須坂クラシック美術館

2015/06/10 11:50
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 須坂市の須坂クラシック美術館は、同館の開館20周年を記念した所蔵展「大正ロマンの夏きもの」を開いている。同所蔵展を皮切りに、来年4月までに計3回の所蔵展と、借り受けた着物を展示する特別展を開催。年間を通じて着物に親しんでもらおうと、着物試着体験や着物に関する講演会なども計画している。

 大正ロマンの夏きものは、大正から昭和初期において主に夏に着ていた約30点を展示。同館によると夏着物は目で涼しさを楽しめる点が特徴といい、青いアサガオをあしらった淡い着物が目を引く。

 9月12日〜10月20日に開く特別展では、都内の着物収集家から江戸時代の着物を借りて展示する。羽織や、大正から昭和初期にかけて女性の普段着やよそ行きの着物として流行した「銘仙(めいせん)」をテーマにした所蔵展も予定している。

 同館は、幕末から明治にかけて呉服商・製糸業で活躍した牧新七が明治初期に建てた屋敷を活用して1995年8月に開館。日本画家の岡信孝さんから寄贈を受けたり、市民から提供されたりした着物約300点を所蔵している。同館学芸員の外谷育美さん(29)は「年間を通じて多様な角度から着物を紹介して、あらためて着物に親しんでもらいたい」と話している。

 大正ロマンの夏きもの展は8月19日まで。入館料は300円(中学生以下無料)。

写真説明:大正から昭和初期の夏着物を展示している「大正ロマンの夏きもの」展

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