スプーンで180センチのウルトラマン 安曇野の造形作家

2015/06/04 10:04
ODEK2015060400414401.jpg

 安曇野市のJR穂高駅前でカフェギャラリーを営み、自作の「スプーンアート」を展示している造形作家松原弘己さん(48)が、スプーン約千本を使って高さ180センチほどのウルトラマンを作った。これまで動物や昆虫などを数多く作ってきたが、人の形をした作品は初めてで、大きさも過去最大。店内の入り口近くに置き、客を出迎えている。

 今回の制作は、マジックで客を楽しませる札幌市のスナックが松原さんの作品を知り、スプーン曲げで使ったスプーンを3年前から送ってくるようになったのがきっかけ。送られたスプーンが段ボール3箱分となり、何を作るか考えた結果、誰もが知っていて体が銀色のウルトラマンを思い付いたという。

 これまでの作品と違い、「筋肉を表現するのにとても苦労した」と松原さん。自分の腕や脚を参考に見ながら、芯棒に溶接するスプーンの柄の長さを少しずつ変え、膨らみを表現した。顔の造形にも悩み、口と耳はフライ返し、目と胸のカラータイマーはお玉を使った。

 さらに今回は、送られたスプーンの柄が曲がっていたため、一度伸ばしてから造形のため曲げ直すなど手間もかかった。それでも5月中旬から2週間ほどで完成。松原さんは「これまでで一番の作品になった」と満足そうにウルトラマンと肩を組んでいた。

写真説明:スプーンで作ったウルトラマンの横で笑顔を見せる松原さん

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ