クラシックの講座始まる 長野市芸術館、開館前イベント

2015/06/01 10:04
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 建設中の長野市芸術館を運営する市文化芸術振興財団は31日、来年5月に予定されている同芸術館開館の記念プレイベントとして、「音楽の分かる大人になろう!講座」を同市のホクト文化ホール(県民文化会館)で始めた。11月まで計4回の計画で、初回はベートーベンについて取り上げ、約250人が集まった。

 音楽評論家の柴田克彦さん(57)=東京都=が講師を務めた。ベートーベンの交響曲第5番「運命」の冒頭部分を演奏した多数のCDを会場に流し、指揮者やオーケストラによって音色などが違うことを解説。ピアノ用に編曲されたものもあり、柴田さんは「出だしだけで演奏はこれだけ違う。これがクラシック音楽の楽しさ」と話した。

 ベートーベンの生涯も紹介し、「宮廷などに雇われた作曲家ではなく、自分の意志で作品を作った」と解説。最後に「どんな理由でもいいから、クラシック音楽を聴いてみてほしい」と呼び掛けた。

 参加した会社員中島広光さん(51)=長野市=は「同じ曲の聞き比べはなかなかできないので、とても勉強になった」と満足そうだった。

 講座は、クラシック音楽のコンサート選びに迷っている人や、より深い知識を得たい人など、初心者から上級者まで楽しめるように企画。次回は7月18日、「バレエ音楽はこうして書かれる」と題してホクト文化ホールで開く。受講料は各回500円。

写真説明:指揮者やオーケストラによって異なる演奏になることを学んだ講座

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