「日本的なものをベースに」 伊那で現代美術展

2015/05/25 10:03
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 現代工芸美術家協会長野会主催の第35回記念「日本現代工芸美術長野会展」が24日、伊那市西町の県伊那文化会館で始まった。上伊那地域では3回目の開催。4月に都内であった第54回日本現代工芸美術展の出品作を中心に会員36人の47点と、日展会館(東京)と安曇野高橋節郎(せつろう)記念美術館(安曇野市)所蔵の日本芸術院会員作品6点が並ぶ。

 長野会によると、日本現代工芸美術展の創作理念は、自由な発想で多様な素材と技術を駆使し、「今」を生きる作家独自のイメージを表現すること。今回の展示作品も木や金属、漆、陶磁、染織など幅広く、赤や青、金や紫など色彩も豊かだ。安曇野市出身の漆芸家、故高橋節郎さんの文化勲章受章作もある。

 副会長の竹森公男さん(65)=諏訪市=は「現代アートというと欧米的な感覚があるが、日本的なものをベースにしている。生活文化の中で親しみ、作ってみようかなと思ってもらえれば」。訪れた岡谷市の陶芸家池永健さん(43)は「それぞれの思いが形になっている」と話した。

 31日まで(25日休館)の午前9時〜午後5時(31日は午後4時)。入場無料。毎日午前11時から会員が作品を解説する。

写真説明:作品を前に会員(右から2番目)の説明を聞く来場者

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