「渡来人まつり」節目の10回目 松本で23・24日

2015/05/12 10:33
ODEK2015051200402901.jpg

 在日韓国・朝鮮人や日本人でつくる「信州渡来人倶楽部(くらぶ)」(中野和朗代表)は23、24日、第10回渡来人まつりを松本市浅間温泉で開く。東洋医療をテーマにした講演会や韓国の民俗芸能集団の打楽器演奏などを通じて、日本と朝鮮半島の歴史文化を学び合う機会にする狙いだ。

 まつりはこれまで、韓国の芸の集団を招いた「芸」などの切り口で、朝鮮半島の文化を紹介してきた。倶楽部の合言葉は「私たちはみな『渡来人』」。共に助け合う関係を築こうと努めてきたという。

 23日は、日韓の東洋医療をテーマに松本市の浅間温泉文化センターで講演会を開催。「韓方(漢方)」のエステなどをするテオルム韓医院(韓国)の李東根理事長が「健康百歳と韓医学」、東洋医学の医療に従事する鎌江真五さん(東京)が「暮らしに生かす東洋伝統医療」と題して話す。松本大の根本賢一教授の講演もある。参加費800円で申し込みが必要。

 24日は、韓国の民俗芸能集団「トゥルナヌム」が仮面劇や打楽器演奏を披露。フィナーレでは、観客も参加して打楽器演奏で踊れる。キムチやマッコリ(濁り酒)といった韓国の飲食物の販売などもある。日帰り温泉施設「ホットプラザ浅間」では、浅間温泉にある桜ケ丘古墳から出土した「天冠」のレプリカを展示する。

 祭りの協賛イベントとして18〜27日、中町・蔵シック館で韓国の作家7人による陶芸作品を展示販売する。

 問い合わせは、倶楽部世話人で在日2世の李春浩さん(電話090・1691・4485)へ。

写真説明:朝鮮半島に伝わる民俗芸能が披露された「渡来人まつり」=2013年5月、松本市

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ