工夫凝らした鍛金作品ずらり 小諸の作家が松本で展示

2015/05/09 11:25
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 東御市滋野乙に工房を構える小諸市和田の鍛金作家土屋豊さん(67)の作品展が12日まで、松本市の百貨店「井上」で開かれている。ステンレスや銅などを熱してたたき、成形した花器やアクセサリーなど約100点が並ぶ。

 土屋さんは東京芸大彫刻科に在学中、鍛金の面白さに目覚め、卒業した1972(昭和47)年に故郷の東御市に工房「巧(たくみ)」を開いた。鍛金作品は大量生産できない半面、一品ずつ心を込めて制作できると言う。これまで全国の百貨店で個展を開いており、井上での開催は4回目。

 今回は、樹木や富士山を描いたレリーフのほか、葉の形をしたフォーク置きや燭台(しょくだい)など実用品も並ぶ。花をイメージして制作したステンレス製の傘立ては、6本を立てられる。花器としても使えるよう工夫されている。

 土屋さんは「実用品でも見て楽しめるように心掛けている。多くの人に工芸品がある生活を楽しんでほしい」と話している。

 午前10時〜午後7時(最終日は午後4時)。入場無料。作品は購入もできる。

写真説明:約100点が並ぶ土屋さん(左)の鍛金作品展。傘立て(中央右)は花器としても使える

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