「共に生きる」力強く書く 長野で金沢翔子さん個展

2015/05/08 10:36
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 ダウン症の書家として知られる金沢翔子さん(29)=東京都大田区=の個展が7日、長野市西後町の北野カルチュラルセンターで始まった。東日本大震災の復興を祈り、2014年3月から始めた巡回展の一環。初日は金沢さんが観客を前に「共に生きる」との文字を書いた。

 金沢さんは5歳で母泰子さん(71)の開く書道教室に入り、書の道を歩んだ。泰子さんは取材に、娘の書を「枠をはみ出るほど力強く、迷いなく筆を走らせている。それでいて優しい気持ちが表れている」と説明。金沢さんも「観客のみんなに元気と幸せと感動を与えたい」と思いながら筆を握っていると話した。

 作品を見た長野市風間の篠原美千江さん(79)は「翔子さんのかわいらしく柔らかい手が、こんな力強い字を書くとは」と驚いていた。

 17日まで。午前10時から午後6時(最終日は午後4時まで)。入場料は一般700円。問い合わせは北野カルチュラルセンター(電話026・235・4111)へ。

写真説明:力強く「共に生きる」としたためた書の前で跳び上がる金沢さん

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