燕山荘前社長・92歳赤沼さん 安曇野で山岳写真展

2015/05/02 10:07
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 北アルプス燕岳(つばくろだけ)の山小屋「燕山(えんざん)荘」の前社長(現相談役)で、山岳写真家の赤沼淳夫さん(92)=安曇野市=の写真展は6日まで、安曇野市のかんてんぱぱショップ安曇野店のギャラリーで開いている=写真。20代から写真を続けている赤沼さんだが、体力面などの理由から写真展は今回で一区切りにする考え。燕岳や安曇野の風景を捉えた自信作41点を展示している。

 今回は、同店を運営する伊那食品工業(伊那市)の会長で、親交がある塚越寛さんから開店1周年を機に依頼されたのがきっかけ。燕岳に残る雪やナナカマド、コマクサなどが咲く様子、安曇野の田植えの終わった水田に北アルプスが映り込む風景や、大王わさび農場などを写した写真が並ぶ。

 燕山荘を営みながら「山頂から見える幻想的な風景を伝えたい」と思い、写真を始めたという赤沼さん。以来、燕岳をはじめ、自身が暮らす安曇野から見える山や生活風景を撮ってきた。個展は県内外で重ねてきたが、近年脚を痛めたこともあり、今回を最後にしようと考えたと話す。

 夫と訪れた神奈川県座間市の主婦、永喜多(ながきた)祥子さん(38)は「季節や時間など山を知っているからこそ撮れる写真だと感じた。山に登りたくなった」と話していた。

 午前9時から午後6時半まで。入場無料。

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