長野産カシスのソフト 市街で販売、5月2~5日も

2015/04/30 10:00
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 長野市真島町でブルーベリーに似た果樹「カシス」の産地化を進める生産者グループ「長野カシスの会」などは29日、製品化を進めてきた「カシスソフトクリーム」を中心市街地の中央通り沿いで販売した。障害者の仕事づくりに―と栽培を始めたが知名度の低さもあり消費は伸び悩む。「ソフトクリームなら誰でも親しんでもらえる」と初めて販売。この日は200食分を完売した。5月2〜5日にも、ショッピングプラザ「アゲイン」付近の中央通り沿いに移動販売車を止めて販売する。

 長野カシスの会は、知的障害のある家族を持つ果樹農家の小山香さん(66)が代表となり、管理が容易なカシス栽培で地域の障害者の雇用を生もうと生産者仲間ら10人ほどと2010年に設立。徐々に栽培面積を増やして昨夏には真島町の計約20アールで栽培し、果実約800キロを収穫した。収穫や選別は市内の障害者作業所の利用者らが担った。

 収穫したカシスはジャムやリキュールにして作業所などで販売したものの販売量は思うように伸びていない。「生産しても消費されなければ続かない」と危機感を抱いた小山さんは、市内のNPO法人代表の藤谷延子さん(57)に相談。藤谷さんを通じソフトクリーム材料卸業者などの協力も得て、強めの酸味と爽やかな甘み、赤紫色が特長のソフトクリームが完成した。

 カシスは、小さな丸い果実でブルーベリーに似ている。色素のアントシアニンが豊富で、「健康にもいい」と小山さん。29日は1個400円で販売した。今後販売を希望する市内の飲食店などを探している。問い合わせは藤谷さんのNPO事務所(電話026・228・8633)へ。

写真説明:長野市真島産のカシスを使った赤紫色のソフトクリームを販売する藤谷さん(左)

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