鮮やか、ろうけつ染め作品展 上田で東京の平島さん

2015/04/30 09:58
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 イラストレーター平島毅さん(44)=東京都国分寺市=の個展が29日、上田市天神の市交流・文化施設「サントミューゼ」内の多目的ルームで始まった。親子で文化イベントなどを企画運営する「沙羅の会」(名古屋市)が、主宰者山崎康子さん(62)の夫が上田市出身という縁もあり企画した。「ろうけつ染め」の技法を用いた作品を中心に約390点を展示。初日は、即興で絵を描く「ライブペインティング」も披露した。

 平島さんが得意とするろうけつ染めは、布地などの染めない部分にろうを塗っておき、染料を塗り重ねる技法。身近な動物を題材に、カラフルに仕上げた作品が並ぶ。東日本大震災の犠牲者の鎮魂を祈り、ほぼ毎日描き続けているという絵もある。

 この日は、フィドル(バイオリン)奏者の悠情(ゆうじょう)さん(44)=名古屋市=の演奏する陽気な音楽に合わせ、平島さんが訪れた人の要望に応えながらチョウや鳥などを描いた。絵と音楽の共演を間近で見た吉沢由美子さん(71)=上田市上田=は「明るくて楽しい絵だ。色づかいも美しく、『こうやって描いているのか』と感心した」と話していた。

 個展は5月6日まで、入場無料。午前9時〜午後5時(最終日は午後4時まで)。問い合わせは沙羅の会(電話080・3068・9973)へ。

写真説明:個展初日にライブペインティングを披露した平島さん(右)

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