中野で旅の出会いを 移住の夫婦、ゲストハウス開業へ

2015/04/20 10:18
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 中野市金井で高橋秀一さん(45)、庸子さん(53)夫婦が21日、格安に泊まれる宿泊施設「ゲストハウスかのか」の営業を始める。夫婦は北信州の自然に引かれ、仙台市から3年前に移り住んだ。北陸新幹線(長野経由)飯山駅の利用客らにPRする考えで、夫婦は「旅好きな人同士が出会い、交流できる場にしたい」と張り切っている。

 ゲストハウスは、飯山市寄りにある高社中学校近くの集落の一角に位置し、高社山や北信五岳が望める。木造2階建てで、住宅兼用で昨年11月に完成した。2階に客室が5部屋あり、最大14人が泊まれる。客室は、通常の宿泊(利用人数により1人3500〜4800円)のほか、一人旅の人が相部屋(1人3500円)としても利用できる。

 1階のリビングにテーブルと椅子を置き、宿泊客が集まって、情報交換などができる場にした。食事は希望者に朝食(500円)のみ提供。夕食は車で5〜10分の中野市街の食堂などを利用してもらう。周囲に桃やブドウ、リンゴといった果樹農園が広がっており、果物の花や香りから宿の名称を決めた。

 秀一さんは東京都出身。中学生時代から一人旅が好きで、3年前まで旅行会社に勤めていた。国内外を添乗員の仕事や余暇で訪れる中で、北信州が気に入り、山歩きが好きな仙台市出身の庸子さんとともに2012年4月に中野市に移住。市内で働きながら準備してきた。

 今後、山ノ内町の地獄谷野猿公苑を訪れる外国人客などにも利用を呼び掛ける予定。「泊まり合わせた人同士の交流も旅の思い出になるはず」と庸子さん。秀一さんは「果物狩りや土人形の絵付け(色付け)体験など中野の魅力をPRしたい」と意気込む。

 25日午前10時〜午後3時、地元の人に知ってもらうため、内覧会を開く。問い合わせは、ゲストハウスかのか(電話0269・38・1622)へ。

写真説明:ゲストハウスを開業する高橋さん夫婦

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