戸隠から芸術文化発信 北野美術館「戸隠館」21日開館

2015/04/17 11:20
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 公益財団法人北野美術館(長野市若穂綿内)が長野市戸隠に建設していた分館「北野美術館戸隠館」が完成し、16日、現地で内覧会などが開かれた。四季折々の絵画と戸隠地区の自然を楽しめるのが特徴。21日に開館し、22日から一般公開する。

 戸隠館は、戸隠神社奥社近くの越水ケ原に建設し、木造平屋479平方メートル。カフェラウンジや茶室などが入るエントランス棟と展示室(212平方メートル)があり、渡り廊下でつながっている。

 展示室は鑑賞しやすいように1辺9メートルの六角形の区画にし、日本画などの作品を並べる。展示室では22日、冬の戸隠の風景などを描いたびょうぶ絵を並べた「屏風(びょうぶ)セレクション展」を始める。

 入り口正面から戸隠連峰を望むことができ、敷地内にはミズバショウやカタクリが群生している。敷地内の自然散策を楽しめるよう、遊歩道を整備する予定という。

 内覧会には、地元住民や美術関係者ら約70人が出席。戸隠館の館長で、公益財団法人北野美術館の小池佳子副理事長(58)は「自然環境に恵まれ、文化的土壌の豊かな地に開館することができた。観光地の美術館として、見に来た人が元気になるような場所にしていきたい」と話した。

 北野美術館の分館は、2003年4月開館の「北野カルチュラルセンター」(長野市西後町)に続き2館目。戸隠館の開館は11月末までで、その間は若穂綿内の本館は休館する。戸隠館の開館時間は午前9時〜午後4時。入館料は一般1200円、高校・大学生900円、小中学生600円。

写真説明:冬の戸隠をイメージしたびょうぶ絵などが並ぶ戸隠館の展示室(写真上)。戸隠連峰が望める場所にある戸隠館

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