幾重にも重なる円が「原点」 尾頭さん、長野で絵画展

2015/04/11 11:32
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 長野市の絵師尾頭(おず)(本名・山口佳祐)さん(28)が、長野市岡田町のギャラリー82で個展を開いている。善光寺御開帳に合わせて描いた「善光寺参り絵解き図」原画の下絵のほか、さまざまな素材や色を用いて円を描いた作品など、多様な作風が目を引く。12日まで。

 尾頭さんは10代のころから作品で円を描き続けており、縦180センチ、横150センチの大作「極小限」は、黒、オレンジ、深い緑の大小の円が幾重にも描かれている。徐々に浮世絵などに影響を受けた作品も多くなったが、「本質は意外とシンプルなのではないか。自分の原点に向き合おう」と昨年手掛けた。

 葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景」の背景を、白馬の山々に変えて描いた「信州白馬美景」や、長野市内の祭りの一風景を描いた作品もある。尾頭さんは「日本の伝統的なものも少しでも感じてもらえたらいい」と話している。

 午前10時〜午後5時。入場無料。

写真説明:さまざまな作風の絵が並ぶギャラリー

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