鹿やざざ虫・蜂の子ご飯…花見の弁当 伊那で12日販売

2015/04/03 11:09
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 伊那市中央の伊那公園で12日、地元住民らでつくる伊那公園桜愛護会が「珍味七色弁当」を限定販売する。「桜まつり」の催しの一環で、ニホンジカや熊、イノシシの肉、ざざ虫、イナゴなどをぎっしり詰め、蜂の子ご飯にはふっくらしたオオスズメバチを添える。例年1時間ほどで完売するといい、会長の横森孝心(たかむね)さん(73)は「桜の下でみんなで突っついてほしい」と話している。

 2日は同市中央の伊那商工会館で試食会があった。ざざ虫はカワゲラやトビケラなどの幼虫の総称。招待され、ざざ虫のつくだ煮を初めて食べた同市美篶のデザイナー赤羽由香里さん(32)は「おいしい」。成虫になる手前のものを煮たという体長3センチほどのオオスズメバチも次々と口に運び、思わず「甘い」との声が漏れた。

 「虫が苦手な人は初めは抵抗があるかもしれないけれど、一口食べるとお箸が進みます」と赤羽さん。出席者を前に、横森さんは「昔ながらの食材で伊那谷の食文化を伝えていきたい」と話していた。

 1500円で、午前11時半から150食を販売。うち50食は調理を担当する同市中央の竜門(電話0265・78・7151)で予約を受ける。

写真説明:成虫になる手前のオオスズメバチ(手前)がご飯に添えられた「珍味七色弁当」

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