須坂の水族館、5月6日閉館 見学ツアーなど開催へ

2015/04/02 11:05
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 須坂市動物園にある水族館が、5月6日で閉館する。施設の老朽化が主な理由で、閉館記念の催しを計画するとともに、展示している魚を飼育希望者に無料で提供。解体する水族館の跡地には、来園者からの要望が多いという休憩施設を整備し、11月末に完成する予定だ。

 水族館は約150平方メートルの平屋で、動物園南口近くにある。1981(昭和56)年に開館した。千曲川や同園に隣接する臥竜公園の竜ケ池など、身の回りにすむ水生生物を知ってもらう狙いで、コイやドジョウなど13種類計約210匹を展示している。人間の皮膚や角質を食べる習性がある「ドクターフィッシュ」の体験会なども開いている。

 閉館後、一部の魚は園内に小型水槽を置いて展示。コイなどは飼育することを条件に希望者に提供し、今後、募集する計画だ。閉館記念の催しは5月の大型連休の開催を想定し、水槽の裏側を見学するツアーや感謝の言葉を記入するメッセージボードを用意することなどを検討している。

 2014年度まで5年ほど水族館担当だった飼育員の小林功さん(43)は「今後は近くの川や池で、水族館で見た魚などを探してほしい」と話している。

 新たに建設する休憩施設は木造平屋約120平方メートルで、多目的トイレや授乳室などを整備する。整備費は水族館の解体を含めて約4千万円。現在、雨天時は動物園内で食事する場所が少ないため、同園は「天候を問わず訪れてもらえるようにしたい」としている。

写真説明:5月6日で閉館する須坂市動物園の水族館

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