御柱祭控え新名所 下諏訪町が「高札場」復元

2015/03/31 11:15
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 諏訪郡下諏訪町は、諏訪大社下社秋宮の大社通り沿いの「おんばしらグランドパーク」跡地を再整備した広場に、江戸時代から明治初期まで旧下諏訪宿に存在した高札場(こうさつば)を復元した。禁令などを住民に知らせた掲示板で、国産ヒノキを使って古い町並みの風情を演出。来年に御柱祭を控える町の新名所として宣伝する。30日、完成式をした。

 町誌に実際にあったと記されている文言を書き写し、高札4枚も復元。江戸幕府が取り決めた当時の法令や社会規範などで、「盗賊悪党の類(たぐい)あれば申し出づべし(盗賊や悪党があれば届け出なさい)」「にせ金銀売買一切停止たるべし(偽金の売買は一切許されない)」などと書かれている。

 広場整備も合わせ総事業費は2630万円余。完成式には、歴史的な考察をした地元住民ら計約30人も参加した。

 町立諏訪湖博物館は4月24日から、江戸時代に県内外で掲げられた高札の実物約30点を集めた企画展を開く。町都市整備係は4月1日から20日まで、広場の愛称を募る。問い合わせは同係(電話0266・27・1111)へ。

写真説明:国産ヒノキを使って復元した「高札場」=30日、下諏訪町

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