「六連銭たい焼き」登場 上田の男性、地元PRと福島支援

2015/03/27 11:25
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 上田市御所のたい焼き・たこ焼き店「鳥元」を経営する増子(ましこ)太一さん(62)が、地元ゆかりの戦国武将真田氏の家紋「六連銭(六文銭)」が付いたたい焼きを売り出した。真田氏や歴史が好きで、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」放送決定を受けて「地元をPRしたい」と考案。福島県出身の増子さんは、売り上げの一部を使い東日本大震災で被災した福島県を支援しており、古里の力にもなりたい―と張り切っている。

 増子さんは福島県内で高校生まで暮らした。大学卒業後は東京で就職し、1980(昭和55)年から佐久市や上田市内に勤めた。2011年の東日本大震災で親戚や知人を亡くした後、古里を支援したいと13年2月、妻和子さん(61)が自宅の向かいで営業している焼き鳥店の隣に、たい焼き・たこ焼き店を開店。ボランティアで現地に水を運び、焼き鳥やたい焼きを提供してきた。

 20年余り前、作家池波正太郎の小説「真田太平記」にのめり込み、真田氏が好きになった。今回は知人を通じてこてを作ってもらい、これまで使ってきた、たい焼き用の型に六連銭のくぼみを付けた。

 今月9〜11日には福島県本宮市の仮設住宅を訪れ、店の売り上げの一部を義援金として届け、六連銭たい焼きや、カスタードクリームが入った「パンダ焼き」計約2800個をその場で焼いて振る舞った。六連銭について聞かれると、真田氏の家系図をまとめた紙を渡して紹介したという。

 増子さんは「このたい焼きで上田をPRするとともに、義援金にもつなげてまた故郷に届けたい」と話す。たい焼きはあんこ入りで1個110円(税込み)。午前10時〜午後6時で、日曜定休。問い合わせは鳥元(電話0268・25・3350)へ。

写真説明:「六連銭たい焼き」を持つ増子さん

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