標高1750mで見る深海生物 茅野で「ちょっとだけ」展

2015/03/13 11:57
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 茅野市北山の蓼科アミューズメント水族館は、寒い時季だけ限定の「ちょっとだけ海水展」を開いている。水深150〜600メートルほどに生息する深海生物「オオグソクムシ」を初めて展示。標高1750メートルにある同館は海から遠く、飼うのは基本的に淡水魚のみだが、人工海水で初めて飼育している。同館は「これほど高い場所で深海生物を見る機会はない」としている。

 グソクムシは、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)が飼育していたダイオウグソクムシが絶食6年目に入り、話題になった。全国の水族館で、近い種類のオオグソクムシの展示が増えているといい、蓼科アミューズメント水族館は「この高さで深海生物の展示はこれまで誰もやったことがないだろう」と企画した。

 急に高い場所に移動すると死んでしまう可能性がある。運ぶ際は、気圧が急変しないよう、標高約800メートルから100メートル程上がるごとに休憩を挟んだ。展示中のオオグソクムシは体長約7センチ。水槽でゆったり過ごしている。

 門間恒主任研究員によると、オオグソクムシが生息できる水温は16度くらいが上限。「暖かい日が続くと展示できなくなってしまう。寒い間に楽しんで」としている。

 熱帯魚カクレクマノミも、同じ人工海水を使った隣の水槽で展示中。期間は決めておらず、無休。

写真説明:初めて展示され、人工海水で飼育されているオオグソクムシ

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