焦げ跡で描くセピア色の世界 富士見の博物館で作品展

2015/03/11 10:28
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 富士見町高原のミュージアムは29日まで、電熱ペンでベニヤ板に焦げ跡を付けて動物などを写実的に描いたウッドバーニング(焼き絵)の作品展を開いている。松本市の動物園で30年以上飼育員を務めた浜田宗治さん(65)=塩尻市=がセピア色に仕上げた101点を並べている。

 大きく口を開けた勇ましい表情のクマタカは、羽根を一枚一枚丁寧に描き込んだ。木の実を抱えたホンドリスや茂みの中にいるカヤネズミなどは、特徴や生態をしっかりと捉えている。「1度描き始めると、寝食も忘れて没頭してしまう」と話す浜田さん。1枚完成させるのに、平均で7〜8時間かかるという。

 2011年の退職後に趣味として始めた。最近は、動物以外に人や風景も描く。今回は、これまで描いた700枚余から未発表作を中心に展示。館内に常設展示されるアララギ派歌人の島木赤彦、伊藤左千夫のほか、起伏に富んだ八ケ岳連峰の山肌を描いた作品もある。

 午前9時半〜午後5時。月曜(祝日の場合は翌日)休み。問い合わせは同館(電話0266・62・7930)へ。

写真説明:焦げ跡で描いた動物の絵。元飼育員の浜田さんの目で特徴を捉えている

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