じっくり鑑賞、題名付けて 茅野市美術館が企画展

2015/03/04 11:20
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 茅野市美術館は8日まで、絵画や陶芸、彫刻などの作品に、鑑賞した人が題名を付けて楽しむ企画展「メイメイアート」を開いている。メイメイは命名の意味で、諏訪地方にゆかりの作家18人の多彩な111点が並ぶ。それぞれ題名を募集しており、集まった中から作家が気に入ったものを選ぶ。採用された人には、その作品を贈る。

 下諏訪町出身の市川健治さんは、新聞紙の切り抜きを組み合わせて葛飾北斎の「富嶽三十六景」を表現。諏訪市出身の橋口優さんは、コップの中に小人が立つ姿を描いた油彩画を出した。作家個々の作風が分かるよう、既に題名を付けた61点も展示している。

 企画展は、市民提案事業。提案した茅野市豊平の画家小川格(いたる)さん(46)は、題名を付けるために鑑賞者が作品をじっくり見ることを期待する。小川さんは「アートは正解があるわけでなく、それぞれ見方がある。作品をもらえるかもしれないと思いながら、楽しんでほしい」と話す。

 題名の応募は、1作家につき1点、1日3作家まで。応募すると、作家のポストカードがもらえる。同じ題名があった場合、早く申し込んだ方を優先。作家がふさわしいと考える題名がなかった場合、作品のプレゼントはない。

 応募は7日午後6時締め切り。企画展は午前10時〜午後6時(8日は午後5時まで)。8日午後4時から、作家が選んだ題名の発表会をする。

写真説明:新聞紙の切り抜きを組み合わせて一つの絵にした作品などが並ぶ企画展

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