ルソー作品、新たに加わり計8点 下諏訪のハーモ美術館

2015/02/27 11:29
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 下諏訪町のハーモ美術館は、素朴派を代表するフランスの画家アンリ・ルソー(1844〜1910年)の油彩画1点を購入した。ロンドンで今月4日に開かれたオークションで落札。関たか子館長らが26日、届いた作品の梱包(こんぽう)を解き、状態を確認した。同館が所蔵するルソー作品は計8点となり、ポーラ美術館(神奈川県箱根町)と並んで国内最多という。

 購入したのは、1891年作の「散策者たち」(縦50・2センチ、横60・8センチ)。個人の所蔵品を約8千万円で落札した。同館によると、初期の作品。描かれている場所や人物は不明だが、郊外ののどかな小道を散歩する男女数人や犬が、ルソーらしい緻密で柔らかな筆致で描かれている。関館長は「男女は家族のよう。温かさが伝わる」と評した。

 同館は1990年の開館から今年で25年。浜富夫理事長(85)は「節目の年に、新たなルソー作品に出合えてうれしい」と喜んでいた。作品は表面のニスが長い年月で変色している。同館は、洗浄や額の補修をし、5月の大型連休前の一般公開を目指す。

写真説明:ロンドンから届いた「散策者たち」の梱包を解き、状態を確認する関館長(左)ら

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