民家の格子戸越しにひな人形 東御・海野宿で初イベント

2015/02/26 11:27
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 東御市本海野の旧北国街道海野宿で、木の格子戸越しにひな人形を眺めて楽しむ初の「北国街道海野宿ひな祭り」が3月22日まで開かれている。街道沿いの民家が、所有する江戸時代以降のひな人形を通りに面して飾っている。家屋の保存活動をする海野宿保存会など地元有志でつくる実行委員会の主催。

 保存会や市教育委員会によると、海野宿は1625(寛永2)年に北国街道の宿場町として開設されたと伝わる。2025年の「開設400年」を前に、「家にあるひな人形を活用し、人通りが少なくなる寒い時期の海野宿を盛り上げよう」と企画した。

 重要伝統的建造物群保存地区に指定されている海野宿は、約650メートル区間に約100軒が並ぶ。このうち協力する約30軒が、祭りの期間中、外から見えるように、新旧のひな人形を玄関先や座敷に飾った。自身も自宅でひな人形を飾っている実行委員長の建築業茂木(もぎ)裕之さん(49)は「昔の雰囲気を壊さないよう大切にしながら、海野宿の魅力を発信していきたい」と話している。

 2月28日夜は街道沿いにあんどん約40個が並ぶ。同日と3月1日の午前10時〜午後4時、甘酒やあられを無料で振る舞い、有料で着付けとヘアメークも受け付ける。問い合わせは東御市観光協会(電話0268・62・1111)へ。

写真説明:「海野宿ひな祭り」で飾っているひな人形と茂木さん夫婦

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