和合の念仏踊り会場で土びな展示へ 阿南の宮下さん夫婦

2015/02/26 11:20
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 阿南町和合に伝わる「和合の念仏踊り」の会場の一つの宮下家で、所有者の宮下金善さん(61)と澄子さん(60)夫婦が28日と3月1日、地元に伝わる土びなや自作のつるしびなを飾り付ける催しを開く。宮下家は約360年前に建てられたとされている。和合の念仏踊りは昨年、国重要無形民俗文化財に指定され、宮下家も今年1月に町の有形文化財に指定された。宮下さん夫婦は、宮下家に隣接する自宅でコンサートも予定する。澄子さんは「多くの人がイベントを楽しみ、和合に興味を持ってほしい」と参加を呼び掛けている。

 和合の念仏踊りは約300年前から伝わる。毎年8月13〜16日の夜、和合の宮下家や熊野社境内などで開かれる。地元住民らが太鼓や笛の音に合わせて踊って先祖の霊を供養する。

 宮下さんは今回の催しで、自分たちや和合地区の住民が保管している土びな計約30体と、つるしびな約120体を飾り付ける予定だ。つるしびなは澄子さんの手作りで、着物の生地を切って綿を詰め、金魚やボタンの花などを作った。コンサートは町民有志でつくるグループの合唱や琴、草笛の発表などがある。澄子さんは「和合の自然や文化、音楽など全てを楽しんでほしい」と話す。

 土びなとつるしびなの展示は両日とも午前9時〜午後4時。コンサートは1日の午前10時半〜同11時半。いずれも無料で、申し込みは不要。問い合わせは宮下さん(電話0260・31・0007)へ。

写真説明:宮下家で土びなを準備する宮下澄子さん

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