松代で七福神めぐり 22日に寺社回る5キロのコース

2015/02/17 11:18
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 長野市松代町で七福神を祭った寺社を巡る催し「信州松代七福神めぐり」が22日、初めて開かれる。善光寺御開帳(4月5日〜5月31日)に合わせ、参拝客の松代地区への誘客活動の一環で、地域振興につなげようと多くの参加を呼び掛けている。

 今回、国史跡松代城跡を発着点にする市街地の全長約5キロのコースを設定した=地図。所要時間は約2時間。七福神1体ごとの御朱印を各寺社に置き、参加者が色紙に押していく趣向だ。

 同地区の祝(ほうり)神社氏子総代が主催する。祝神社境内には七福神のうち恵比寿社に恵比寿、宗像社に弁財天が祭られ、以前から地域で七福神巡りを期待する声があったという。

 ほかに、大黒天は個人宅敷地内にある大黒社、布袋(ほてい)尊は恵明寺にそれぞれ祭られている。布袋尊は松代藩8代藩主真田幸貫(1791〜1852年)の手彫りとされ、大黒天は幕末の藩士で思想家の佐久間象山(1811〜64年)にゆかりがあるという。

 松代町の七福神巡りについては、イベントを共催する同地区のNPO法人夢空間松代のまちと心を育てる会も2006年、善光寺表参道(中央通り)の七福神巡りにならって企画した。だが、毘沙門天(びしゃもんてん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、寿老人の3体を祭る寺社がなく実現しなかった。今回、毘沙門天は荒神堂、福禄寿は大林寺、寿老人は金刀比羅社にそれぞれ奉納され、七福神がそろった。

 祝神社相談役の元教員、手塚光晴さん(78)=松代町松代=は「やっと念願が実現する。七福神は全て顔を拝め、彫刻の技もいい」。同NPO法人副理事長の小俣光弘さん(76)=松代町東条=は「御開帳を機に、松代のまち歩きを楽しんでもらうコースとしてアピールしたい」と話している。

 当日は、長野電鉄(長野市)の旧屋代線松代駅前に集合し、午後1時半出発。参加費1千円(色紙、資料代、保険料など)で、小学生以下無料。今後、色紙は恵明寺や松代まち歩きセンターなど地区内5カ所で販売する。問い合わせは、夢空間松代のまちと心を育てる会(電話026・278・1277)へ。

写真説明:信州松代七福神めぐりで訪れる祝神社境内にある恵比寿

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