菱田春草作の「虎之図」 飯田市美術博物館に寄託へ

2011/12/10 10:17
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 飯田市出身の日本画家、菱田春草(1874~1911年)の作品であることを東京美術倶楽部鑑定委員会(東京)が鑑定したびょうぶ絵「虎之図」=写真=が、飯田市美術博物館に寄託される。地元の所有者が同館への寄託を希望しており、作品を管理している下伊那郡阿智村伍和(ごか)の日本画家、吉川優さん(53)を通じて打診していた。

 同館の滝沢具幸(ともゆき)館長が11日、寄託の経緯や作品内容を説明する。同館は作品を無償で受け入れて保存するという。滝沢館長らは11月上旬に作品を視察した。

 虎之図は岩場にかがむ虎を力強い筆致で描いた六曲半双の墨絵。36歳で病死した春草の学生時代の作とみられる。作風の変遷をたどる資料となる作品だ。

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