公募のながの第九合唱団、準備着々 柳沢寿男さん指揮

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 ベートーベンの交響曲第9番を歌う12月3日の演奏会に向けて、「ながの第九合唱団」が19日、会場となる長野市のホクト文化ホールで練習した。演奏会は2014年に始まり4回目。旧ユーゴスラビア内戦で敵対した民族の演奏家らでつくる「バルカン室内管弦楽団」を率いる指揮者柳沢寿男さん(46)=諏訪郡下諏訪町出身=が、初回以来3年ぶりにタクトを振る。

 同合唱団は、公募で集まった県内の約300人で構成。この日は、合唱を指導する声楽家・作曲家で清泉女学院短大教授の山崎浩さんが「マエストロ(柳沢さん)と一緒に音楽をつくる気持ちで歌いましょう」などと助言。団員は繊細で伸びやかな歌声を響かせた。

 柳沢さんは、紛争や内戦による傷跡が残るバルカン半島で民族融和を願い、自ら設立した同管弦楽団の音楽監督。11年には第16回信毎選賞を受賞している。団員の和田鳴美さん(59)=塩尻市=は「(本番では)柳沢先生の指揮で情緒たっぷりに歌いたい」と意気込んでいた。

 演奏会は長野音協など主催、信濃毎日新聞社共催。オーケストラ・アンサンブル金沢が演奏する。午後3時開演。チケット3千円(高校生以下1500円)。問い合わせは同ホール(電話026・226・0008)へ。

写真説明:山崎さん(右端)の指導で歌う「ながの第九合唱団」の県民ら

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