
10年08月26日(木)掲載
諏訪信用金庫(岡谷市)は7月末時点の諏訪地方の景気動向をまとめた。調査に応じた191社のうち、業況が3カ月前に比べ「好転」したとする企業の割合から「悪化」したとする企業の割合を引いた業況判断DIは、全産業でプラス36・7。前回調査の4月末より15・4ポイント改善し、2期連続のプラスとなった。
業種別では、製造業がプラス38・9で、前回より10・0ポイント改善し、5期連続のプラス。ただ、3カ月後の受注予想を「増加」とする企業の割合から「減少」とする企業の割合を引いた受注予想DIは、前回調査を5・3ポイント下回るプラス1・5となり、先行きへの慎重な見方がうかがえる。
受注予想DIの中でも、自動車関連を含む「輸送用機械」はマイナス30・8で、前回調査の0・0から大幅に悪化。同信金は「9月末のエコカー補助金終了や急激な円高への不安感が強い。生産の海外移転が量産物だけでなく試作や金型でも聞かれ、危機感を強めている企業が多い」とする。
非製造業の業況判断DIは2期連続のプラスとなる30・8で、前回調査から28・9ポイント改善。猛暑の効果があった商業や夏の行楽シーズンを迎えた観光・サービス業で景況感が改善した。
ただ商業は、客単価が「好転」した企業の割合から「悪化」した企業の割合を引いたDIが3カ月前比でマイナス26・7、前年同期比でマイナス40・0と大幅に下落。観光・サービス業の客単価DIも下落傾向が続いており、同信金は「消費者の低価格志向と店舗間の価格競争の影響」と分析している。
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