BCリーグは9日、合同トライアウト(入団テスト)受験者を対象にしたドラフト会議を新潟市内で開き、信濃グランセローズは松商学園高の井領翔馬外野手ら4選手を指名した。指名された選手は6球団で計14人だった。
信濃は地元枠で井領を、NPB(セ、パ両リーグ)に選手を送り出した球団に与えられる優先枠で山崎大志(専大)、北迫太樹(鹿児島大)の両捕手を指名。さらに、今季の成績下位球団から指名するウエーバー方式で、竹内大地内野手(神奈川・東海大相模高)を指名した。
リーグは11月に3会場で合同トライアウトを行い、受験した計273人がドラフトの対象となった。6球団で指名が最も多かったのは信濃で、福井ミラクルエレファンツと新潟アルビレックスは1人で終了した。県関係選手では、高野雅哉外野手(東北福祉大・松商学園高出)が富山サンダーバーズに指名された。
信濃のチーム編成を進めてきた三沢今朝治社長は、今ドラフトのポイントを「捕手の補強」とし、当初の思惑通り捕手2人を指名した。
信濃は今シーズン終了後、NPB育成ドラフトで巨人と阪神からそれぞれ指名された星野真澄、高田周平両投手を含め、計15選手が退団。残ったのはコーチ兼任の竜太郎を含め12人で、この日のドラフト指名を含めても来季の戦力は16人にとどまっている。
リーグの規定で、1球団の選手保有枠は最大30人(試合登録は25人)。信濃は独自のスカウト活動に取り組んでおり、年明けに予定する球団トライアウトでさらに10人前後の獲得を目指す。今後は星野と高田が抜けた投手の補強が最大の鍵となる。
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井領翔馬(いりょう・しょうま)183センチ、80キロ。右投げ左打ちの18歳。木曽郡上松町出身。松商学園高で昨年夏の甲子園に出場し、今夏は4番打者。長距離打者としての将来性に期待。
山崎大志(やまざき・たいし)177センチ、77キロ。右投げ左打ちの22歳。長崎県出身。長崎海星高から専大に進み、中軸打者として活躍。打撃が持ち味で、捕手としてのセンスにも注目。
北迫太樹(きたさこ・たいき)184センチ、87キロ。右投げ右打ちの22歳。鹿児島県出身。大きな体を生かし、捕手としてはスローイングの速さが光る。頭脳的なリードも期待。
竹内大地(たけうち・だいち)174センチ、70キロ。右投げ左打ち。東京都出身。ミートがうまく、広角に打てる打撃センスが持ち味。今後の成長が楽しみな18歳。