信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
「一球入魂の精神で」 今久留主新監督が会見
2008年10月17日掲載
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三沢今朝治球団社長(左)、飯島泰臣副社長(右)と握手する今久留主成幸新監督

 BCリーグ信濃グランセローズを運営する長野県民球団は16日、長野市内で記者会見を行い、辞任した木田勇前監督(54)の後任に、球団の今久留主成幸ゼネラルマネジャー(41)の就任が決まったと発表した。来年1月1日からの1年契約。背番号は「90」。

 今久留主新監督は「来季は当然、結果が求められる厳しいシーズンになる。選手の野球に対する日々の意識が高まれば、成果は必ず出る。一球入魂の精神で選手と一緒に努力したい」と硬い表情で抱負を語った。

 木田前監督の辞任表明を受けて後任人事を進めていた三沢今朝治球団社長は「選手の能力を理解し、指導する情熱がある。結果を残すために最適な人が身近にいた」と評価。数日前に監督就任要請したことを明らかにした。

 今久留主監督らは会見を終えた足で練習拠点の中野市営球場に向かい、選手たちに報告。「貪欲(どんよく)な気持ちで質の高い練習をすれば結果に表れる。一緒に汗まみれになってやる」と呼び掛けた。

 今久留主監督は大阪府出身。PL学園高(大阪)では3年の夏に甲子園優勝も経験した。明大を経て1990年に横浜に入団し、99年に西武で現役引退。06年に信濃のゼネラルマネジャーに就任した。

<「当然、優勝めざす」>

 -どういう野球を目指すか。

 「投手を軸にした安定感のある戦いがしたい。その上で、勝負どころで試合を決める一打が打てる肝の据わった打者をつくりたい」

 -選手に求めることは。

 「具体的に何を目指し、そのためには何に取り組むべきかという明確なビジョンを持ってもらう。無気力なプレーや自分さえよければいいという態度には厳しく接していく」

 -1年目に目指す結果は。

 「当然、優勝を目指す。勝率5割を維持しながら、優勝ラインに近づけるように勝利を上積みしたい」

 -理想の監督像は。

 「高校時代の練習は合理的だったが、大学ではむしろ不合理で精神的な強さを求められた。両方の良さを足し合わせた指導ができれば」

 -背番号に「90」を選んだのは。

 「亡くなった青木一・中野市長が好きだったという数字。思いやりがあり、人と分け隔てなく接する市長の心を背負いたかった。90は角度で言えば直角。何事にも真正面から向かう気持ちも込めた」

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