信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
最終戦飾れず石川に0-4 後期も地区最下位
2008年9月29日掲載
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石川―信濃 第1打席で左前打を放つ竜太郎

 BCリーグは28日、各地で3試合を行った。信濃グランセローズは石川県立球場で今季最終戦となる石川ミリオンスターズ6回戦に臨み、0-4で敗れた。引き分けを挟んで6連敗で後期を終え、後期も上信越地区最下位が確定した。

 信濃は今季初先発の米沢が初回に押し出し四球と犠飛で2点の先制を許した。打線は序盤の好機で適時打が出ず、零敗した。信濃の今季は前後期通算で26勝34敗12引き分け。勝率はリーグ全体の5位だった。

 群馬ダイヤモンドペガサスは5-4で富山サンダーバーズを下し、新潟アルビレックスは2-1で福井ミラクルエレファンツに競り勝った。

<二足のわらじ重圧 竜太郎NPB再挑戦へ>

 竜太郎の今季の戦いが終わった。中核打者、そして打撃コーチとして二足のわらじを任された32歳。それは周囲の期待に応えなければいけない重圧との戦いでもあった。

 開幕前のキャンプで左脚ふくらはぎを故障。先発出場は5月末と出遅れた。4番指名打者として定着してからは安打を量産。非凡な打撃センスで打線の原動力となった。

 だが、打率3割超は維持するものの、ことごとく好機で決定打が出なかった。シーズンを通じて打点は25、併殺打8と不本意な内容。「結果を残すことだけ考えた」というが、選手兼コーチという特殊な立場であるが故の重圧に空回りした。疲労が重なった9月上旬には42試合ぶりに先発を外れた。

 だが、BCリーグに身を置き、「チームの勝利やお客さんのことをより考えるようになった。野球に対する視野も広がった」と感じている。NPBのトライアウトは11月にも行われる。ここから先は一人の野球選手としての戦い。目標のNPB復帰に向け、また竜太郎の挑戦が始まる。

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