信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
安打1本…石川に0-1 上信越地区の後期優勝は群馬
2008年9月24日掲載
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信濃-石川 一死満塁の好機を逃した直後の九回、厳しい表情で投手交代を告げるためベンチを出る木田監督

 BCリーグは23日、各地で3試合を行った。上信越地区は後期優勝へのマジックを1としていた群馬ダイヤモンドペガサスが新潟アルビレックスに2-0で勝ち、後期優勝を決めた。信濃グランセローズは上田県営球場で石川ミリオンスターズとの5回戦に臨み、0-1で敗れた。上信越地区優勝決定戦には、前期優勝の新潟と後期優勝の群馬が進出。信濃は2年連続で優勝を逃した。

 信濃は初回に先発の佐藤が3連打を浴びて1点を先制されると、打線は石川先発・都の前に好機をつくれず、わずか1安打に抑え込まれ零敗した。信濃は今季の負け越しが決まった。午後1時開始の試合は1530人が入場した。

 富山サンダーバーズは2-1で福井ミラクルエレファンツを下した。

 信濃は26日、富山アルペンスタジアムで富山と対戦する。

<ここ一番に精神的もろさ>

 結果は0-1と小差ながら、信濃が放った安打はわずか内野安打1本。完敗だった。それでも試合をひっくり返せる転機はあった。「ここ一番。勝負どころでの精神的なもろさ」(木田監督)が出た。後期優勝が消えた試合は、今季の信濃の弱さを象徴する形で終わった。

 最大のチャンスは八回だった。四球、捕逸、野手選択と相手にもらった無死一、三塁の好機で清水が三振。代わったばかりの石川3番手南が代打町田に死球。「打たせた場合、最悪、ゲッツーも考えた」(木田監督)と泰楽に初球スクイズのサインを出すが失敗し、三走がタッチアウト。結局、泰楽も三振し、無得点に終わった。

 大事な場面での犠牲バント失敗、見送り三振…。局面での弱さはほかにも出た。「打てない時もある。だが、どう準備をして、どんな気持ちで打席に入るかだ。投手とけんかするぐらいの気持ちが欲しい」。向かっていく姿勢の見えない選手に竜太郎選手兼コーチも歯がゆさを口にした。

 優勝は消えた。だが、試合はまだある。球場に訪れるファンに何を残せるのか。選手一人一人にかかっている。

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