信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
新潟を振り切れず 最下位のまま
2008年9月21日掲載
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信濃-新潟 九回信濃無死 中前打を放った泰楽。この日は4打数4安打の活躍

 BCリーグは20日、各地で3試合を行った。信濃グランセローズは諏訪湖スタジアムで新潟アルビレックスとの7回戦に臨み、2-2で引き分けた。信濃は最下位のまま。群馬ダイヤモンドペガサスが石川ミリオンスターズに敗れ、信濃とのゲーム差は3。

 3回に竜太郎の適時打で2点を先制した信濃だが、7回に先発高田がつかまり、2失点。リードを守りきれなかった。試合中盤までは打線が振るわなかった新潟は、7回の好機で隼人が2点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。午後1時開始の試合に939人が入場した。

 福井ミラクルエレファンツは5-0で富山サンダーバーズに勝った。

 信濃と新潟は21日、松本市野球場で8回戦を行う。

<詰めの甘さ 今季を象徴>

 なぜ勝てない…。安打数は10と新潟の倍。4番打者の先制タイムリーで主導権を握り、好投する先発投手に新潟打線は凡打の山。首をかしげたくなる内容に、ベンチからは自然とため息が漏れた。

 先発高田は緩急を使って新潟を翻弄(ほんろう)。先制直後の四回を3人で切ると、五回もわずか4球、六回は6球で3者凡退に抑える会心の内容だった。打線は泰楽が全打席安打を放つなど下位からも好機をつくり、苦しんでいるのは明らかに相手投手だった。

 だが、七回の守りで一死から単打を許すと、次打者の打球で併殺を試みた二塁手市川が失策。そして、二死後にこの日初の四球を与え、満塁で適時打。あっという間に試合は振り出しに戻った。

 高田は「今までも今日も打たれていない打者なのに…」と四球を悔やんだが、野手も支えきれなかった。大事な場面での詰めの甘さは今季の信濃を象徴している。

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