信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
4連勝で勝率5割 石川に2-1の逆転勝ち
2008年9月16日掲載
08091601.jpg

初回を3人で抑えた信濃先発の鈴江(左)と中村のバッテリー

 BCリーグは15日、各地で3試合を行った。信濃グランセローズは伊那県営球場で石川ミリオンスターズとの4回戦に臨み、2-1で逆転勝ち。4連勝で勝率を5割に戻した。

 信濃は1点を追う六回に大村の適時打で追いつくと、八回は竜太郎の適時打で勝ち越した。午後1時開始の試合は1474人が入場した。

 上信越地区首位の群馬ダイヤモンドペガサスは0-1で富山サンダーバーズに負け、信濃とのゲーム差は2に縮まった。新潟アルビレックスは福井ミラクルエレファンツに5-3で勝った。

 信濃は18日、前橋市敷島球場で群馬と対戦する。

<復帰の中村、投手陣好投の支え>

5連敗で一度は息絶えたかと思われたが、そこからの4連勝で「チームは生き返った」(竜太郎)。星を五分に戻し、群馬とは2ゲーム差。残り8試合での逆転優勝を射程にとらえた。

 竜太郎が戻り打線が活性化したことや、瀬戸際まで追い込まれたことによる選手の意識の変化など、好転の要因はいくつかある。その中で最も大きいのは、けがで離脱していた中村の復帰だろう。6月20日の試合で右手親指を骨折。傷が癒え、先発マスクをかぶった4連戦の初戦から連勝が始まった。

 「大きいよ。試合をつくってくれる」と木田監督。4試合で失点はわずか3。零封が2試合ある。もちろん、投手の好投抜きには語れないが、前日に完封した高田、この日7回1失点の鈴江とも「配球が強気で、リズムに変化もつく。打者に読まれている気がしない」と信頼を寄せる。

 3週間前にキャッチボールを始めたばかり。体は鈍ったが、故障前の配球を研究するなど向上心を持ち続けた。だから、「不思議なくらい冷静にできている」。

 もう半歩近づけば、群馬のマジックが消えるところまで迫った。中村は「チャンスはある。できることをするだけ」と強いまなざしで話した。

<前の記事 信濃グランセローズ トップ 次の記事>
掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます。
Copyright© 2012 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun