信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
期待の新戦力―星山智典捕手 豪快な打撃が売り
2008年9月 3日掲載
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星山智典捕手

 BCリーグの信濃グランセローズに星山智典捕手(19)が加入した。藤原航真投手に続く球団2人目の10代選手。横顔を紹介する。

 後期も折り返しが迫った8月中旬に入団が決まり、京都市内の自宅から引っ越しを終えたのは月末。佳境に向かうリーグでの出場機会は限られそうだが、「チームが勝つために、どんな小さなことでもいいから貢献したい」。丸刈りにした頭から意気込みの強さが伝わる。

 中学3年で身長180センチに達した体格を生かした豪快な打撃が売り。京都・鳥羽高では主砲として2年秋に府大会4強まで進んだ。京都学園大に進んで野球を続けたが、経済的な理由で1年の秋に退学し、青果市場に就職。毎朝4時から市場での仕事に追われ、「野球はあきらめた」。

 それでも、家に置いてあるバットを見ると、無意識のうちに手に取って素振りをしていた。野球を始めた小学1年から他のスポーツには目もくれず、「野球だけが大好きだった」。本職は外野手だが、球団の捕手トライアウトに応募。「未練を残したまま終わりたくなかった。これで駄目なら区切りをつけるつもり」と覚悟している。

 正捕手の経験はなく、配球など捕手としての能力は未知数。打撃にも粗さが目立つが、5日の誕生日で20歳という若さに、潜在能力を開花させる期待が持てる。「野球ができることに感謝して、一生懸命になりたい」。184センチ、81キロ。京都市出身。

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