信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
打者は新加入組が台頭 戦力分析(下)
2008年4月18日掲載
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1番打者として打線の鍵を握る笠井

 走攻守の三拍子そろった笠井が外野の定位置を得て1番に定着。右ひじのけがで実戦から遠ざかっていた清水も打撃では非凡なセンスを見せ、中軸を任せられそうだ。打線の核になる竜太郎が左脚の状態が回復するまではフル稼働できない分、若い選手が奮起したい。

 笠井はオープン戦全試合で先発出場。選球眼が良くミート力もある。俊足も大きな武器だ。中軸は、当面は指名打者に入る清水が3番、打力を買われてキャンプ中に捕手から一塁手に転向した平泉が4番に座る。5番は三塁手のレギュラーを得そうな町田が有力だ。

 オープン戦5試合のチーム打率は2割2分足らずで、打線の調子が上がっていない。淡泊さが目立つ序盤から、つながりを意識して得点を重ねたい。

 守りでは、外野のポジション争いが激しい。竜太郎は出場すれば右翼に入るため、笠井は中堅へ回る。残る左翼は、俊足で左打ちの市川のほか、オープン戦で5割を超す打率を残した渡辺や打力のある荻原が狙う。大橋や坂田も控え、相手投手や調子のいい選手を見極めての起用となりそうだ。今井、泰楽の二遊間は堅い。捕手は、守備の評価が高い中村が開幕マスクを射止めそうだ。

 気掛かりなのは、昨季の主力選手が出場機会を得られていないこと。竜太郎を除けばチーム最年長となる松橋と大村は、オープン戦での先発出場がともに一度だけ。長いシーズンを考えれば欠かせない戦力なだけに、若手からレギュラーを奪取する気概が欲しい。

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