信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
伊那市で初の公式戦 2000人が熱い声援
2007年9月 2日掲載
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観客で埋まった1塁側スタンドで声援を送る市川貴之選手の父忠男さん(右)と母咲子さん(中央)

 伊那市で初の北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグの試合が行われた1日、信濃グランセローズは富山サンダーバーズに3-9で敗れたが、伊那県営球場には約2000人のファンが詰め掛け、選手に最後まで熱い声援を送り続けた。

 辰野町出身の市川貴之選手(23)の父忠男さん(62)、母咲子さん(54)と親せき一同は一塁側スタンドで応援。忠男さんは、父の日に市川選手から贈られた背番号「4」のユニホームのレプリカを着て、打席に立つ息子に「力抜いてー」「狙っていこう」と手をたたきながら声援を送った。

 試合後、球場前で選手たちがファンへのサインや記念撮影に応じる中、忠男さんは、無安打で試合を終えた市川選手に駆け寄り「自分を信じて」と一声掛けると、握手を交わした。咲子さんは「伊那の試合にたくさんの人が入った。結果は残念だったけれど、これから奮起してほしい」。

 市川選手は「地元の声援が熱かった。次はプレーでお返ししたい」と気持ちを新たにしていた。

 この日は、信毎上伊那地区販売店会が、上伊那の15少年野球クラブの約360人を招待。伊那市出身の坂田一万選手(22)が所属していた伊那北スポーツ少年団の伊藤隼弥(としや)君(11)は「ダイビングキャッチとか、プロのプレーが見られてうれしい」とグラウンドを見つめた。

 試合前には、上伊那の小学生25人でつくるチアリーディングチーム「Mスターズ」や、「伊那まつりおどり振興会」のメンバーが、グラウンドで元気に踊りを披露し、試合会場のムードを盛り上げた。

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