信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
首位富山に快勝 涌島完封4-0
2007年6月30日掲載
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富山打線を6安打完封した涌島

 北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグの信濃グランセローズは29日、長野オリンピックスタジアムで富山サンダーバーズと9回戦を行い、4-0で勝った。8勝13敗3分けの3位。富山に2勝6敗1分け。

 信濃は先発涌島が緩急を生かした投球で141球、被安打6で初完封。打線は先頭打者が出塁したすべての回に適時打や暴投などで得点した。

 富山は公式戦初の零封負け。先発久保井は六回に2度のけん制悪送球などがあり、3失点で降板。打線は凡打を重ねた。

 午後6時開始の試合は946人が来場した。

 石川ミリオンスターズ-新潟アルビレックスは雨天中止となった。

 信濃は30日午後2時から、柏崎佐藤池球場で新潟と戦う。

<「初心に帰り調整」好投>

 涌島が8度目の先発で初完封、首位富山に対して連勝となる3勝目を挙げた。185センチ、93キロの“道産子”は雨交じりの中、ぶれの少ない重心移動がもたらす制球力を武器に凡打の山を築いた。

 16日の富山戦以来の先発。過去数試合は涌島自身、球が走ってないと感じる時もあったが、「初心に帰り、春にやったことを思い出して調整した」ことが生き、この日は十分な体重移動から緩急をつけた球が捕手松橋の構えたコースへ行った。

 成長を見せたのが、先制直後の五回。直球で空振り三振とタイミングを外して内野ゴロ二つに抑えた。「良かった。今までは先頭打者に四球を出すなどし、何度も失点していた」と涌島。

 九回は先頭打者をカウント0-3とするが、四球を出さずに抑えると、元西武などの宮地ら後続も140キロ近い直球などで攻め、試合を締めた。

 旭川実高から四国アイランドリーグへ進んだ22歳。木田監督は「コツコツ努力した結果が出た。(主戦給前の制球難があった)前節の富山戦の負けを払しょくした」と評価。一方、涌島は、開幕から2本柱で先発をこなしつつも、不振で中継ぎ起用となった給前のことも考えながら投げたとし、「背番号18の帰りを待っています」と話した。

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