
信濃-富山 四回途中で小高(右)にマウンドを託し降板する信濃の先発・給前(18)。小高はこの後、4回2/3を自責点0
北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグの信濃グランセローズは23日、大町市営球場で富山サンダーバーズと8回戦を行い、13-6で敗れ、連勝は3で止まった。7勝13敗3分けの3位。富山には1勝6敗1分け。
信濃は、先発給前が制球難から狙い打ちされ、2点を先制した直後の2回に連続四球から4失点、同点直後の3回に3失点し、4回途中で降板。打線も3回以降、リズムを失い、好機をたびたび逸した。
富山は2回に大士の2点本塁打などで逆転すると、同点とされた直後の3回に中軸の3連打などで突き放した。先発萩原は3回で降板したが、田中らのリレーで締めた。
午後1時開始の試合は1349人が来場した。
石川ミリオンスターズは7-5で新潟アルビレックスに勝った。
信濃は24日午後1時から、加賀中央球場で石川と戦う。
<給前8失点 中継ぎ起用へ>
初の4連勝は、お預けとなった。先発給前が、自慢の切れが影を潜める不安定な投球から甘い球を痛打される悪循環。好調な打線の流れも滞り、借金は再び6に。木田監督は試合後、給前の中継ぎ起用を明らかにした。
給前は、3日の富山戦を4回途中5四球5失点、17日の石川戦を2回途中4四球2失点で降板。ただ、19日の日本ハム2軍戦で1回無失点、最速145キロの直球で2三振を奪い、首位富山に初の連勝がかかったこの日のマウンドを託された。
だが、制球は過去2回の公式戦同様、変化球だけでなく、直球もばらつく。木田監督が投手陣に、やってはいけないと再三指摘する「味方の得点直後の先頭への四球」を2回に与えると、3回も長打2本などを許し、4回途中、8失点で降板。打線は3回無死満塁で無得点、4番渡辺は2、6回の好機に三振した。
給前は試合後、「周囲には下半身が使えていないと言われる」。1カ月近い球団トレーナー不在の影響について「練習はしているが、自分自身の調整方法が正しいのか迷いもある」と話した。
背番号「18」の3度の降板に木田監督は「こんなことをしていたら彼の野球人生が終わってしまう」。日ハムとの交流戦に刺激を受けたナインが先制、同点のいい形をつくっていて負けただけに「この代償は大きい」と今後の影響を心配していた。