
信濃-富山 四回に5点を失って逆転を許し、降板する給前(左)
北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグの信濃グランセローズは3日、諏訪湖スタジアムで富山サンダーバーズと6回戦を行い、7-8で負けた。2連敗で4勝12敗2分け。最下位のまま。富山に5敗1分け。
信濃は、4点を先制した直後、先発給前が四球を与えて崩れ、逆転を許して降板した。打線は序盤のミスが響き、追い上げても及ばなかった。
富山は4回、一死満塁から押し出し四球と野原、井野口の連打などで逆転。7回にも3点を加えた。投げては萩原が粘投し、久保井らのリレーで逃げ切り、首位キープ。
午後1時開始の試合は2145人が来場した。
もう1試合は石川ミリオンスターズが4-0で潟アルビレックスに勝った。
信濃は7日午後6時から、長野オリンピックスタジアムで新潟と戦う。
<4点先制直後5失点>
1点差の惜敗だが、勝敗は4回までに決した。過去同様に自滅し、工夫も執念も乏しくチームとしての甘さを露呈した。
先発給前は4得点後の4回、先頭打者に四球を与える。前日のサヨナラ負けも同点直後の9回裏、小林が四球を出した。流れは富山に傾いた。
攻撃もミス。前日の悪い流れを変える先制点がほしい初回無死一塁、坂田は追い込まれると、またエンドランのサインが出て空振り三振、盗塁死で併殺。坂田の三振率はこの日を終え4割4分。
坂田は3回無死一、二塁でバントの構えはしたが追い込まれてスリーバント失敗。前日は松橋が6回無死二塁で同じように空振り三振。カウントに余裕のあるうちに試みず、敵を助けている。
なお適時打2本と富山萩原の2暴投3四球などで一死満塁が続くが、8番荻原は観客席へ邪飛を3回打った後、空振り三振。富山萩原を立ち直らせ、今井も三振。絶好機に4点止まり。直後、給前は四球を出した。
そして審判への抗議。4回表の危機で内野ゴロの一塁への送球がセーフとされ、木田監督が抗議。観客席からは「アウト」コール。給前はいら立ちを隠せず、KOされた。監督らによる抗議は信濃18試合で10試合目。
産声を上げたばかりのBCリーグ。だが、仮に試合のレベルを温かい目で見守ってくれというならば、全体で減少傾向の観客数が気掛かりだ。
信濃としては、熱心に練習しても、現状の戦い方では「初代最下位」も現実味を帯びてくる。