信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
富山にサヨナラ負け
2007年6月 3日掲載
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喜ぶ富山ナインとは対照的に、引き分けを目前で逃し肩を落とす小林(23)と松橋(中央)

 北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグの信濃グランセローズは2日、砺波市営球場で富山サンダーバーズと5回戦を行い、5-6でサヨナラ負けした。4勝11敗2分けで最下位のまま。富山に4敗1分け。

 信濃は、2点を追う九回二死二、三塁から渡辺の二塁打で追いつくが、その裏に救援した小林が一死一、二塁のピンチを招くと、富山5番の打球が二塁手の脇でイレギュラーして二塁打となり、痛恨の失点を許した。

 富山は一回を除き、先頭打者が出塁して適時打で得点を奪う効率的な攻め。九回に救援した抑え松本は、先発大滝の勝ちをふいにする2失点を奪われるが、味方の援護で勝ち投手となった。

 午後6時開始の試合は1355人が来場した。

 もう1試合は、石川ミリオンスターズが2-1で新潟アルビレックスに勝った。

 信濃は3日午後1時から、諏訪湖スタジアムで富山と戦う。

   ◇

九回追いつき引き分け目前…

 引き分け目前で痛恨のサヨナラ負けを喫した。九回裏一死一、二塁。抑えの小林が投げ込んだ直球が富山5番に強振されると、打球は二塁手今井の前でイレギュラーし、顔の脇を抜けていった。

 前日、節の初戦を初めて飾る逆転勝ちで雰囲気は良く、この試合も九回表に2点差を主軸の適時打で追いつき、良い流れで3日、2週間ぶりのホーム試合に臨むはずだった。木田監督は「(引き分けと負けは)天と地だよ」と肩を落とした。

 失点の背景には必ずミスがある。小林は九回、先頭打者に四球を与える。「ほかの投手にも度々注意していること」(木田監督)。犠打、敬遠からサヨナラ打を許した。

 無得点だった回の陰には好機での自滅があった。二回無死一塁は泰楽の中飛と併殺打。三回一死一、二塁は坂田が進塁打すら打てず空振り三振などで逸す。六回も無死二塁から二者が追い込まれて連続三振。

 過去10敗で何度も目にした光景をこの日も繰り返した。同点劇の一瞬を除き、主導権を常に相手に与え、敗北は必然ともとれる試合運び。リードを奪えず、ミスや自滅によって惜敗を重ねる“癖”を脱しないと、6月中の5割復帰は厳しい。

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