
信濃グランセローズ-富山サンダーバーズ 三回信濃二死満塁、久米が中越え3点適時打を放ち三塁へ
北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグの信濃グランセローズは23日、富山県魚津市で富山サンダーバーズとオープン戦を行い、4-4で引き分けた。戦績を3勝2敗1分けとし、オープン戦の全日程を終えた。
信濃は、2回二死満塁から久米(茨城・藤代紫水高-上武大出)の中越え三塁打で3点を先制。3回は右前打で出塁した大村が、松橋の右邪飛と渡辺の進塁打で三塁に進み、赤津の内野安打で生還した。
オープン戦初先発のチーム最年長吉田は5回1/3を投げ、5安打4失点。低めにボールを集めたが、3四死球に暴投と制球に苦しみ、甘く入った球を強振された。
富山はオープン戦2勝2敗2分け。
北信越BCリーグは28日に開幕。信濃は長野五輪スタジアムで石川ミリオンスターズと戦う。
<集中力と貪欲さ もっと>
初回、内野ゴロの先頭打者が怠慢な走塁で交代を命じられた。先制後もエンドランやスクイズの失敗があり、主導権を握れない。木田監督が再三言う「集中力、貪欲(どんよく)さの欠如」が攻撃面の目下の課題だ。
20日からは4連戦で、練習拠点の中野市と、新潟、石川、富山の3県、上田市を日帰りで往復。バス移動は計約19時間に及んだ。この日の試合前、選手の表情には疲れがにじんでいた。
ただ、28日の開幕以降、公式戦は長野県内と、ほかの3県のいずれかで交互にあり、タフな日程が秋まで続く。四国アイランドリーグにいた主将の松橋は「集中がまだ足りない。日々の練習から意識を高めないと」と危機感を口にした。
「今日は勝てた試合。1点が重く、大事だった」と木田監督。リーグ内3球団との初対決を終え、「どこもチーム力が数段上の印象はない。4連戦の経験は必ず生きる時が来る。ピークに来ている疲れを取り、万全の状態で臨みたい」と開幕戦を見据えていた。