来春開幕する野球の北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグの運営会社「ジャパン・ベースボール・マーケティング」は22日、入団テストの合格者98人を発表した。合格者はそれぞれの地元球団に優先的に配属されることになっている。県関係では12人が合格し、来年1月中旬以降にリーグと選手契約をして県民球団「信濃グランセローズ」に入団する。
県関係選手は、四国アイランドリーグの高知で今秋までプレーしていた松橋良幸捕手、創造学園大付属高のエースとして夏の県大会準々決勝で2年連続の延長十五回引き分け再試合を経験した藤原航真投手、伊那東部中から長崎海星高に進み、甲子園でベンチ入りした坂田一万外野手ら。
高知を解雇になった松橋は「また野球ができる喜びを感じている。プロ(セ、パ12球団)に行きたいと強く思っているので、自分の力をすべて出してアピールしたい」と意欲をかき立てた。来春に向け、現在住む高知県でしばらく自主トレーニングを続ける予定だ。
藤原も「県内でプレーをしたかったので挑戦した。合格してうれしい気持ちと、早くプレーしたい気持ちでいっぱい。チーム最年少になるので、先輩たちにいろいろなことを教わりたい。将来の目標はプロ野球。BCリーグのチームでエースになって結果を残したい」と張り切っている。
東海大三高出身の町田孝行外野手は「四国アイランドリーグは最終選考で落ちたので、今はホッとしている。結果がすべての世界。チームの勝利に貢献したいし、自分の成績も残したい」と抱負を語った。
信濃グランセローズの今久留主成幸ゼネラルマネジャーは「ホームゲームを行う5圏域に合格者がおり、県内の広い範囲から選手を獲得できた。12人のうち4、5人はレギュラーで出場できる力があると思う」と話している。北信越4県のうち、地元関係選手は長野県の12人が最も多かった。
新潟アルビレックスと富山サンダーバーズが選手兼任コーチを採用しており、予定通りに4球団で計100選手が決定。ただ、契約をしない選手が出る場合も想定し、補欠合格21人も発表した。
出身や住所が北信越4県でない選手の所属を決めるドラフト会議は来年1月25日に東京で開催することが決まった。