信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
日本一まであと一歩 プレーオフ振り返る
2017/10/21 11:05

 プロ野球独立リーグ、ルートインBCリーグの信濃グランセローズは18日、プレーオフの全日程を終えた。初の地区優勝、リーグ優勝を果たし、四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスと独立リーグ日本一を懸けたグランドチャンピオンシップ(CS)は2勝3敗と惜敗。独立リーグの頂点まであと一歩に迫る快進撃を見せた信濃のプレーオフの戦いを振り返る。

 2連勝で地区優勝を決めた富山サンダーバーズとの地区CS。先発の高井、樫尾がそれぞれ8回1失点、6回2/33失点で試合をつくり、ペゲロやジョニーら強力外国人を抑えたことが大きい。

 群馬ダイヤモンドペガサスを最終第5戦で破ったリーグCS。強打の群馬に勝った3試合に限れば計4失点に抑えた。今季最多本塁打のカラバイヨが途中から不在となったほか、今季首位打者の井野口も第2戦以降は12打数無安打4三振と自由にさせなかった。

 地区CS、リーグCSとも守護神山崎が大きく貢献した。計7試合のうち5試合に登板。計8回を投げ2失点と快進撃を支えた。

 守りを軸とした徳島に惜敗したグランドCS。信濃は第1戦こそ大勝したが、制球力の高い徳島の先発陣を相手に大量得点はかなわず、第2戦以降はロースコアの接戦に。ワンチャンスの差が勝敗を分け、敗れた3試合はいずれも徳島に先制を許して逃げ切られた。

 緊迫した短期決戦で選手起用が限定されるのは仕方ないところだが、投手陣は高井、樫尾、ロンの先発陣3人と抑えの山崎の負担が大きくならざるを得なかった。来季は中継ぎ陣の奮起が求められる。

 BCリーグに年齢制限(26歳以下)が導入される来季。打線は柴田や大平、西田、森田といったベテラン選手が現役を続けるかどうか不透明なだけに、冬場の若手選手の成長がリーグ2連覇に向けたチームづくりの鍵になる。

写真説明:独立リーグのグランドチャンピオンシップで徳島に惜敗し、セレモニーで整列する信濃の選手たち=18日、JAバンク徳島スタジアム

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