信州の花(紅葉)だより
信玄ゆかりの桜、地域に見守られ 長野・旧山千寺観音堂
2017/04/28 11:23
長野 旧山千寺観音堂

 長野市吉の旧山千寺にあるシダレザクラ「信玄駒つなぎの桜」が、薄いピンク色の花を咲かせている。樹齢約500年とされ、戦国武将武田信玄が第4次川中島合戦(1561年)の後、戦勝報告に訪れ、馬をつないだと伝わる。どっしりと構えた姿で、今年も地元の山千寺集落に春の訪れを告げている。

 焼失した寺を、信玄の命を受けた家臣、丸子直久が再建。以後、直久の子孫が寺を管理し、桜も見守ってきた。直久から数えて15代目に当たる丸山保重さん(76)=吉=は「地域には代々続く伝統を守っていく使命がある」と話す。

 桜は、観音堂の石段を下った先にある。胴回り約7メートルの幹から分かれた無数の枝に花を咲かせている。幹は1959(昭和34)年の伊勢湾台風で割れ、西側の幹が倒れた。花が咲きにくくなっていたため、3年ほど前に樹木医に診てもらったところ、根が弱っており、日陰になっていることもあって傷んでいると分かった。

 山千寺集落を含む若槻地区の住民有志でつくる「山千寺史跡保存会」などは、根が踏まれないよう桜を柵で囲ったほか、周囲に植えられていたスギも切り、日が当たるようにした。会長の大村道雄さん(78)は「桜は山千寺にとってシンボル的な存在。大事にしたい」と話す。

写真説明:シダレザクラ「信玄駒つなぎの桜」と旧山千寺観音堂



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