信州の花(紅葉)だより
桜、触れずに愛して 松本城に注意看板
2017/04/11 11:07
松本城本丸庭園

 松本市の松本城管理事務所は今春、松本城本丸庭園の桜の花や枝に触れないよう日本語と4種類の言葉で呼び掛ける看板を設置した。訪れる外国人観光客が2016年度に初めて10万人を超える中、つぼみに触れるのを見たとの指摘が市民から寄せられたことを受けて対応。10日にはソメイヨシノの開花宣言があり、今後本格化する花見シーズンに間に合わせた。

 看板は、本丸庭園内のシダレザクラやヒガンザクラに近い通路4カ所に設置。「桜は、日本で最も大切にされ愛されている花です。枝や花に手を触れないで下さい」との内容を日本語と英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語で記した。文章の翻訳には、ボランティアで城の観光案内をするNPO法人アルプス善意通訳協会(松本市)が協力した。

 円安も背景に、松本城を訪れる海外からの観光客は増えており、16年度の有料入場者数(速報値)は10万6874人。近年はアジアと欧米の双方から訪れる人が増えているという。今回は2月、外国人観光客がつぼみを触ったり枝を揺らしたりする姿に懸念を示す手紙が市民から寄せられたのがきっかけになり、設置を決めた。

 看板の土台は竹籠で覆うなどして景観にも配慮。10日も多くの外国人観光客が訪れ、ほんのり色づいた桜と天守をゆっくり眺めたり、写真に収めたりしていた。

 管理事務所は「文化の違いは理解するが、桜を愛する日本人の心を知ってもらうとともに、マナーを啓発したい」としている。

写真説明:松本城本丸庭園に設置された看板。日本語と4種類の言葉で桜の花に触らないよう呼び掛けている



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