信州の花(紅葉)だより
桜訪ねて 地域史学ぶ 下条村内の13カ所巡り
2006/04/17 09:53
下条村の龍嶽寺境内にある「清浜桜」を眺める参加者

 下条村で16日、民家の庭や寺社の境内に咲くエドヒガンやシダレザクラなど13カ所の桜を巡る「春の桜と巨木めぐり」が開かれた。村の資源を村外の人にも知ってもらおう-と、村が初めて企画。「伊那谷自然友の会」会員の寺岡義治さん(70)=飯田市=の案内で、養蚕が盛んで栄えていたころの面影が随所に残る村内に咲く、満開の桜を訪ねた。

 村内や飯田市、高森町から15人が参加し、マイクロバスで村の公共温泉施設「コスモスの湯」を出発。村東部の山田河内地区の神社境内に咲くエドヒガンや、南部の新井地区の民家に10月ごろから咲くというカンザクラを、地元の歴史の説明も受けながら見て回った。

 村南西部の鎮西地区では、養蚕が盛んだったころに建てられた本棟造りの民家や、戦国時代に村一帯を治めた下条氏の菩提(ぼだい)寺である龍嶽(りょうがく)寺の境内に咲くエドヒガン「清浜桜」を見学。寺岡さんは「1730(享保15)年ごろ、地元の清浜という人が京都から3本の苗木を持ち帰り、うち1本を境内に植えた」と説明。「言い伝えの残る桜は価値が違う。地域の歴史・文化も次世代に語り伝えてほしい」と呼び掛けていた。

 参加者は「桜もだが、風景も素晴らしい」「歴史も知ることができ、地域を再発見した」と満足げ。主催した村振興課は「今後も同様のイベントを継続し、村の隠れた資源を内外にPRしたい」としている。



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