中南米原産の雑穀アマランサスの特産化を目指す伊那地域アマランサス研究会(事務局・伊那商工会議所)は20日、研究会が伊那市荒井の畑で栽培しているアマランサスの穂が見ごろを迎えたとし、穂を花に見立てて「開花宣言」をした。
畑は約30アール。昨年は異なる色の穂を楽しめるよう5品種を植えたが、今年は収量の多い1品種に絞ったため、ほぼオレンジ一色に。台風の被害に遭いにくいよう作業工程を1カ月ほど早めており、実の収穫は9月末の予定だ。収量は昨年の230キロを上回る300~400キロを見込む。
「作物としてだけでなく、穂を見ても楽しめるのがアマランサスの魅力」と研究部会長の根本和洋・信大大学院助教。畑で栽培を担当している市内の北原康弘さん(52)は「今年は梅雨明けから好天が続き、生育条件がいい。多くの人に見てほしい」と話している。
【写真説明】オレンジ色の穂が見ごろを迎えたアマランサス畑